DeviceExplorerは、AzureのIoT Hubに接続している装置を管理するツールで、例えば、装置をIoT Hubに登録でき、装置からのメッセージを管理し、装置にメッセージを送信できます。
DeviceExplorer のインストール
Windows 環境用に用意されている「SetupDeviceExplorer.msi」をダウンロードし、入手したファイルをクリックすると、インストーラが起動するので、インストーラの指示通りに設定していくとインストールが完了します。
DeviceExplorer の操作方法
Device Explorerは、ローカルマシン（Windows）上で実行して、AzureのIoT Hubに接続し、次のIoT Hubのエンドポイントとして通信できます。
- IoT Hubに登録される装置を準備し管理するための装置識別管理
- 装置からIoT Hubへ送信されるメッセージを監視するために、装置からクラウドへの受信
- 装置からIoT Hubへ送信するクラウドから装置への送信
構成タブ「Configuration」の操作
Device Explorer のタブから「Configuration」を選択すると、次のような画面が表示されます。IoT Hubを登録したAzure IoT Hubの「Shared access policies」の POLICY から「iothubowner」を選択し、「Connection string—primary key」の文字列を、Device Explorer の「IoT Hub Connection String:」に貼り付けて「Update」ボタンを押します。正しく設定が更新されると「Settings updated successfully」が表示されます。
管理タブ「Management」の操作
Device Explorer のタブから「Management」を選択すると、次のように、指定されたIoT Hubで現在動作しているデバイスの一覧が表示されます。
ここで新規に、デバイスを登録したいときは、「Create」ボタンを押下します。次の画面が表示されるので、「Device ID」欄にデバイス固有の名前を入力し「Create」ボタンを押下します。（Primary Key,Secondary Keyは自動的にキーの文字列が入力されます。）「Done」ボタンを押すと、デバイス ID を作成すると一覧に１行追加されます。新規に装置を追加するときは、ここで作成された接続用の文字列を使用します。
データタブ「Data」の操作
Device Explorer のタブから「Data」を選択すると、次のような画面が表示され、Monitorボタンを押すと、Device IDの装置から送信されたメッセージが、EnventHub Data項目に表示されます。
メッセージ送信タブ「MessagesToDevice」の操作
Device Explorer のタブから「MessagesToDevice」を選択すると、次のような画面が表示され、Message項目に設定されたデータがSendボタンを押すと、DeviceID項目で指定されたデバイスに出力されます。
