Python IDE「Thonny」をWindows PCにインストールし、作成したMicroPythonのサンプルコードをmicro:bit V2で実行します。

Windows PCにThonnyのインストール

Thonnyへアクセスし、ダウンロードリンクから「Windows」をクリックします。

ダウンロードが完了したら、インストールファイル(thonny-4.1.4.exe)を実行します。

MicroPythonファームウェアのインストール

MicroPythonのコードをmicro:bitで実行するために、次の手順で、あらかじめMicroPythonファームウェアをmicro:bitにインストールします。

  1. micro:bitがUSBケーブルでPCに接続されている場合は外します。Thonnyを起動して「ツール」メニューから「Options…」を選択します。
  2. オプション画面で「インタプリタ」タブを選択し、「Whick kind of interpreter should Thonny use for running your code?」で「MicroPython(BBC micro:bit)」を選択します。
  3. 「Install or update firmware」をクリックします。
  4. 次の画面が表示され、micro:bitをUSBケーブルで接続すると、micro:bitが認識されるので「Install」ボタンを押します。
  5. MicroPythonファームウェアのインストールが開始されます。終了するとオプション画面に戻るので「OK」ボタンをクリックします。

micro:bit単体動作の実行

  1. micro:bitにMicroPythonファームウェアがインストールされ、Thonnyと正しく接続されると、シェルエリア内に「MicroPython v1.18 on 2023-10-30; micro:bit v2.1.2 with nRF52833」と表示されます。また、ウィンドウ右下に「MicroPython(BBC micro:bit)」と表示されます。
  2. 次のスクリプトをエディットエリア内に作成します。
  3. # Add your Python code here. E.g.
    from microbit import *
    
    while True:
         display.scroll('Hello, World!')
         display.show(Image.HEART)
         sleep(2000)
    
  4. 「save」アイコンをクリックして、表示された画面の「micro:bit 」ボタンを選択します。
  5. 次の画面が表示されるので、作成したスクリプトを「main.py」として保存します。
  6. 「micro:bit の「reset」ボタンを押すと、作成した「main.py」が実行され、「Hello, World!」とLEDに表示されます。