Premiere Elements 11やUSBカメラのフレームサイズおよびフレームレートの設定を行います。Premiere Elements 11のタイムラインマーカー/クリップマーカーの設定を行います。

プロジェクトのプリセット

複数の動画を1つの動画にまとめるとき(ピクチャ・イン・ピクチャなど)、ベースとなるフレームサイズおよびフレームレートを設定する必要があります。Premiere Elements 11では新規プロジェクトを作成するときに、設定を変更します。プロジェクト作成終了後の変更はできないようです。

新しいプロジェクトの開始時にプロジェクトをプリセットするために、スタートアップスクリーンで、次のようにファイルメニューから「新規」→「プロジェクト」を選択します。

デジカメの動画サイズが、1280px X 720px 30fpsのため、表示されたダイアログの「設定を変更」ボタンを押して、「PAL」→「AVCHD」→「AVCHDLITE720p24」を選択します。

作成した動画の書き出しは、「書き出し・配信」をクリックし、表示されたプルダウンメニューで「MP4
– HD 720p 24」を選択します。

パソコン上での YouTube の標準アスペクト比は 16:9 です。次のようなサイズになります。

名称 サイズ アスペクト比
フルHD 1920×1080 16:9
HDV 1080i 1440×1080 16:9
HD 720p 1280×720 16:9

タイムラインルーラーにタイムラインマーカーの設定

タイムラインマーカーは、シーンやタイトルの位置など、ムービー内の重要なポイントを指定する場合に使用します。次の手順でタイムラインルーラーにタイムラインマーカーを設定します。

エキスパートビュータイムラインで、タイムラインマーカーを設定するフレームに時間インジケーターを移動し、右クリックして「タイムラインマーカーを設定」を選択します。

次のようにタイムラインルーラーに青のアイコンで示すタイムラインマーカーが表示されます。

タイムラインマーカーをダブルクリックすると次に示すマーカーダイアログボックスが表示されます。マーカーダイアログボックスには、コメント、チャプター番号または URL も指定できます。

ソースクリップにクリップマーカーの追加

クリップマーカーをソースクリップに付与することで、ソースクリップ間で同期をとることができます。次の手順でソースクリップにクリップマーカーを追加します。

エキスパートビュータイムラインでクリップマーカーを追加したいソースクリップをダブルクリックすると、つぎのプレビューウィンドウに表示されます。

プレビューウィンドウで、クリップマーカーを設定したいフレームに時間インジケーターを移動し、次のように選択します。

クリップマーカーをソースクリップに追加すると、クリップマーカーはソースクリップに保存され、その後エキスパートビュータイムラインに配置されたソースクリップが次のような白のアイコンで表示されます。

ビデオをドラッグして移動させると、設定したクリップマーカーで停止(吸い付く)します。同期させたいビデオを同様にドラッグし、同期をとることができます。

パソコンでのUSBカメラの設定

パソコンでUSBカメラを設定するためにカメラアプリを立ち上げます。カメラアプリが立ち上がると次の画面が表示されます。

ビデオの画質を変更するには、左上にある歯車アイコンをクリックして、次のように「ビデオの画質」を選択します。

ビデオの画質には次のような種類があります。

ビデオの詳細コントロールを表示するには、設定ダイアログの「プロモード」をオンにします。画面の中央左側に次のようにフォーカスと明るさのスクロールバーが表示されます。