Pro Microを使ってEEPROM「24C128」にリードライトテストを行います。

Pro Microと24C128との接続

24C128は、I2Cインタフェースでリードライトできる16kバイトのEEPROMです。ピン番号を次に示します。DIP変換基板を使った表面実装パッケージをブレッドボードで使用します。

次のようにPro Microと24C128を接続します。

24C128 Pro Micro
VCC VCC
GND GND
SDA D2
SCL D3

Pro MicroによるOLEDディスプレイ への表示」で作成したI2Cスキャンプログラムを使ってPro Microと24C128の接続の接続を確認します。24C128のI2Cアドレスは「0x50」です。

I2C Scanner
     0  1  2  3  4  5  6  7  8  9  A  B  C  D  E  F
00: xx xx xx xx xx xx xx xx -- -- -- -- -- -- -- --
10: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
20: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
30: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
40: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
50: 50 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
60: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
70: -- -- -- -- -- -- -- -- xx xx xx xx xx xx xx xx

Pro Microと24C128を接続した画像を次に示します。

EEPROMリードライトテストプログラムの作成

EEPROMリードライトテストプログラム「Eeprom24C128.ino」は「24C128-256」をベースに次のように変更しました。

  • ダウンロードしたソフトを同一フォルダに置いたために、「#include “Eeprom24C128_256.h”」にしました。
  • シリアル出力を安定させるために、「while (!Serial);」によりシリアル出力可能になるまで待たせました。

EEPROMリードライトテストプログラムの実行

EEPROMリードライトテストプログラムを実行するとシリアルモニタに次のように表示されます。

Write bytes to EEPROM memory...
Read bytes from EEPROM memory...
Read bytes:
! " # $ % & ' ( ) * + , - . / 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 : ; < = > ? @ A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z [ \ ] ^ _ ` a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z { | } ~