KiCadを用いて、プロジェクト「MH-ET LIVE MiniKit for ESP32」を使った基板を作成して、JLCPCBに基板を発注します。JLCPCBには「Fusion360で作成したケースをJLCPCBに発注」で記載したようにケースを発注しました。

KiCadで基板作成

KiCadで作成した基板の図面を次に示します。

KiCadのトップ画面を次に示します。

KiCadの回路図エディターで作成した回路図を次に示します。

KiCadのシンボルエディターで作成したMH-ET LIVE MiniKit for ESP32のシンボルを次に示します。

KiCadのPCBエディターで作成した基板デザインを次に示します。JLCPCBが付与するOrder Numberを隠すために、MH-ET LIVE MiniKit for ESP32のシンボルの部分に「jlcjlcjlcjlc」を記入します。

KiCadのフットプリントエディターで作成したMH-ET LIVE MiniKit for ESP32のフットプリントを次に示します。

ガーバーデータの作成

ガーバーデータは次の手順で作成します。

PCBエディターのメニュー「ファイル」→「プロット」を選択します。

表示されたダイアログで「プロット」ボタンを押してガーバーデータを作成します。その後、「ドリルファイルを生成」ボタンをクリックします。

表示されたダイアログで「ドリルファイルを生成」ボタンをクリックして、ドリルファイルを生成します。

KiCadのガーバービューアーで作成したガーバーデータを表示します。

JLCPCBに発注

JLCPCBの基板発注サイトに移動し、「Add gerber file」ボタンをクリックして、圧縮したドリルファイルを含むガーバーデータを読み込ませます。この操作により「Dimensions」には対応する基板サイズが表示されます。

Order Numberの位置を指定するために、「Remove Order Number」を「Specify a location」に変更します。

料金は$2となりました。配送は一番安い「OCS NEP」を使用し$0.96になりました。

基板の出来上がり

JLCPCBに発注してから10日くらいで基板を受け取りました。出来上がった基板を次に示します。