KiCadで配線を行うために、自動配線ツール「freerouting」を使用し、ロゴ作成して基板に貼付けます。

freeroutingのインストール

自動配線ツール「Freerouting」からウインドウの自動配線ツール「freerouting」をダウンロードして、インストールします。

自動配線ツール「freerouting」を使ったKiCadの自動配線

次の手順で自動配線ツール「freerouting」を使ってKiCadの自動配線を行います。

  1. 、自動配線ツール「freerouting」でインポートできるファイルを、KiCadのPCBエディターから 「ファイル」→「エクスポート」→「Specctra DSN」を選択してデザインファイル「myEsp32.dsn」を出力します。
  2. 自動配線ツール「freerouting」を起動すると次の画面が表示され、「デザインファイルを選択する」ボタンをクリックしてデザインファイルファイル「myEsp32.dsn」を読み込みます。
  3. 自動配線ツール「freerouting」のボードレイアウトが表示されます。
  4. 「オートルータ」ボタンをクリックすると自動配線が開始されます。エラーが無ければ次のように配線結果が表示されます。
  5. 自動配線ツール「freerouting」のボードレイアウトで「ファイル」→「Sepcctraセッションファイルのエクスポート」を選択して自動配線結果「myEsp32.ses」をエクスポートします。

  6. KiCadのPCBエディターで「ファイル」→ 「インポート」→ 「Specctra セッション」 を選択して自動配線結果「myEsp32.ses」を読み込みます。
  7. 次のように自動配線ツール「freerouting」で作成した配線がインポートできます。

基板にロゴの貼付け

KiCadのイメージコンバータを用いてフットプリントのロゴを作成し、PCBエディターで基板に貼り付けます。

  1. KiCadのトップ画面から「イメージコンバータ」を選択します。
  2. 「イメージコンバータ」画面が表示されるので、「元の画像をロード」ボタンをクリックしてロゴ画像を選択します。読み込んだロゴ画像を基板に合わせて縮小し、出力フォーマットは「フットプリント」とします。「ファイルにエクスポート」ボタンをクリックして、作成したロゴのフットプリントをライブラリ「myESP32」に出力します。
  3. KiCadのPCBエディターから 「フットプリントを追加」アイコンをクリックし、表示されたダイアログから作成したロゴのフットプリントを選択して、配置します。
  4. 次のようにロゴが基板に貼り付けられます。