WordPressを「WordPress3.5.1から4.4へのブログの引っ越し 」で最新バージョンにしましたが、Wordpressのテーマを決める必要があります。今回は二か国語のWebページを作りたいので、多言語化プラグイン「WPML」を利用しようと考えています。このため、WPMLに対応し、人気のあるAvadaをThemeForestから購入しました。

WordPressのテーマ「Avada」

Avadaは、海外最大手のテンプレート販売サイト「Themeforest」から購入できるWordpressのテーマで、多言語化プラグイン「WPML」にも対応して、各言語ごとに、ヘッダ、フッタ等のプロパティが設定できます。avadaには、作成補助機能「FusionPageBuilder」が付いています。追加したい項目をドラッグ&ドロップするだけで、簡単に作成でき、FusionOptionを使えば、ヘッダー、フッター、背景などを思い通りに編集出来ます。

Wordpressのテーマ「Avada」

Avadaを手動でアップロードしてインストール

購入したAvadaのZIPアーカイブファイルを解凍し、WordPressのテーマを格納するディレクトリに手動でアップロードしてインストールできます。

まずAvadaのZIPアーカイブファイルを解凍します。 このディレクトリを丸ごと「(wordpressをインストールしたディレクトリ)\wp-content\themes\」の下にアップロードします。

管理画面の「外観」メニューの中の「テーマ」メニューをクリックして「テーマ」画面を表示すると、新しいテーマ「Avada」が次のようにインストールされています(画像はすでにAvadaを有効にしています)。

Avadaを手動でインストール

多言語化プラグイン「WPML」

多言語化プラグインは、WPMLを購入しました。多言語CMSではなく多言語ブログ($29)の方を購入しました。多言語ブログでは次のプラグインが利用できます。

  • WPML Multilingual CMS
  • WPML All Import
  • WPML Compatibility Test Tools
  • WPML Media

WPMLのインストールと初期設定

基本的には固定ページおよび投稿は自力で翻訳します。購入したWPMLのプラグインを「(wordpressをインストールしたディレクトリ)\wp-content\plugins\」の下に次のようにアップロードします。

WPMLのインストール
左側に表示されているメニューのCPMを選択すると、「WPMLを使用する前に、設定が必要です。」が次のように表示されるので、表示される手順に従って、初期設定していきます。

WPMLの初期設定

インストールと初期設定が完了すると左側のメニューとトップのメニューに、次に示すWPML設定用のメニューが追加されます。

WPML設定1

WPML設定2

トップのメニューで日本語と英語を切り替えることにより、日本語を選択したときと英語を選択したときに表示される投稿と固定ページが切り替わります。もちろんWordpressのテーマも、この切り替えに対応する必要があります。Avadaは、独自の「Theme Options」を持っていますが、このオプションは、日本語/英語それぞれに対して設定できるようになります。

多言語化プラグイン「WPML」による日本語と英語の切り替え

左側のメニューから「WPML」→「言語」を選択し、「言語スイッチャー・オプション」で、どこに言語スイッチャを設置するか、言語スイッチャ―の表示形式などが設定できます。


また、「言語URLフォーマット」で次のように「ディレクトリ内の異なる言語」を設定します。ディフォルトを日本語にしてすると、http://(ドメイン)/ – 日本語、 http://(ドメイン)/en/ – 英語となります。

次に、日本語のページとそれに対応する英語のページを対応付ける必要があります。左側メニューの「設定」→「表示設定」で「フロントページの表示」で設定を行っているときに、この対応を行っていないと、次のような警告のメッセージ「あなたのxxページが存在しないか、翻訳が英語に公開されていません」が表示されます。

英語ページの対応付け

この警告に対応するため、日本語の固定ページを開くと、左側の「言語」に次のようにこの固定ページの言語と「翻訳に関連付ける」のリンクが表示されています。

「翻訳に関連付ける」のリンク

この「翻訳に関連付ける」のリンクをクリックすると、対応する英語の固定ページの名前の一覧が表示するので選択することで、この警告は消える。

Avada08

日本語と英語の対応付けが完了すると、「固定ページ一覧」のタイトルの横に表示されていた「+」が鉛筆マークになります。