Fusion360で作成したオブジェクト「マウンター」をUnityにインポートし、Hinge Joint機能を用いてモーター回転を与えます。
Unityへの3Dオブジェクトのインポート
- 「Fusion 360のジョイント機能を使ってサーボモータにより3Dモデルを回す」で作成したオブジェクト「マウンター」を、FBXファイル形式でエクスポートします。
- エクスポートしたFBXファイルをUnityのAsettsにドラッグ&ドロッブし、その後Scene画面にドラッグ&ドロッブします。
- 「GameObject」→「Create」→「3D Object」→「Plane」を選択し、作成したオブジェクト「Plane」をUnity画面に追加します。
- インポートしたオブジェクト「マウンター」は次のようにInspector画面のTransformを設定します。「Rotation X」に「-90」を設定して回転させ、「Scale」を「50」に設定しまたす
。
オブジェクトをScene画面に配置
オブジェクトに対する操作
ツールバーの左端の「ハンドツール」 は、選択されたオブジェクトに対して操作を行います。
機能 | 操作 |
---|---|
移動 | 「 Move tool」をクリック |
回転 | 「 Rotate tool」をクリック |
拡大縮小 | 「Scale tool」をクリック |
Scene画面に対する操作
機能 | 操作 |
---|---|
視点の回転 | マウス右ボタンドラッグ |
視点の平行移動 | マウス中ボタンドラッグ |
視点のズーム | マウスホイール |
真正面、真上、真横からの視点 | シーンギズモの見たい方向の軸をクリック |
透視投影(Persp)、平行投影(Iso)切り替え | シーンギズモ中央の立方体、または下の文字をクリック。なお、真正面、真上、真横からの視点時に当該操作を行っても、下の文字は変化しない |
斜め30°くらいで見下ろした視点 | シーンギズモの中央のキューブを「Shift + 左クリック」 |
オブジェクトに視点をフィット | 「 Hierarchy」画面でオブジェクトをダブルクリック |
オブジェクトを中心に視点を回転 | オブジェクトに視点をフィットさせ、Alt+左ドラッグ |
Hinge Jointによるモーターの回転
- オブジェクト「マウンター」の構成要素を上から「Body44」「Body48」「Body53」とします。
- Body44」と「Body48」には「Rigidbody」「Hinge Joint」、「Body53」に「Rigidbody」をそれぞれ追加します。
- Body44」と「Body48」の「Hinge Joint」に次のように設定します。「Hinge Joint」の「Axis」は、それぞれの構成要素の揺れの中心となる軸の方向を設定します。「Anchor」は、ボディの揺れの中心となる軸の位置(オレンジ色の矢印で示されます)を設定します。
- 「Body44」の「Rigidbody」の「Is Kinematic」をチェックし、物理エンジンによって駆動しないように設定します。
Playボタンを押して、Scene画面で実行をします。次のようにオブジェクト「マウンター」が回転します。