AviUtlは動画編集するソフトです。AviUtlの動作環境を構築しました。構築したAviUtlの動作環境を使った動画の編集の編集方法を「AviUtlによる動画編集-動画作成」に示します。
AviUtlの動作環境の構築
AviUtlの動作環境を次の手順で構築します。
- 「AviUtlのお部屋」からAviUtl本体「aviutl100.zip version1.00 2013/4/1」と拡張編集Plugin「exedit92.zip version0.92 2013/7/15」をダウンロードして、解凍したファイルを作成した「aviutl100」に次のようにすべてコピーします。
- AviUtlは、デフォルトでは、「AVI」形式でしか動画を入力できないので、mp4ファイルを入力できるように、「L-SMASH Works r921」のダウンロード「L-SMASH Works r921」からL-SMASH Worksをダウンロードして、解凍した「lwcolor.auc」「lwdumper.auf」「lwinput.aui」「lwmuxer.auf」の4つのファイルを、次のように作成した「Plugins」フォルダの中に入れます。
- AviUtlは、デフォルトでは、「AVI」形式でしか動画を出力できないので、プラグイン「x264guiEx 2.xx 」を導入する事で、MP4(H.264)形式で動画を「高画質・低容量」で簡単に出力可能になります。次のように「rigayaの日記兼メモ帳」のAviutlプラグイン「x264guiEx 2.xx (ミラー)」をクリックして、自分のWindowsのバージョンにあったzipファイルをダウンロードします。
上記と同様に、解凍した「x264guiEx.auo、x264guiEx.iniの2つのファイルと、「x264guiEx_stg」フォルダを、作成した「Plugins」フォルダの中に入れます(上記の図に設定されています)。
AviUtlのメニューの「ファイル」→「プラグイン出力」で次のように「拡張 x264 出力(GUI) Ex」が表示されれば、正常に設定されています。
「新規プロジェクトの作成」を行わないと、「プラグイン出力」の項目が有効になりません。
動画編集作業の環境設定
メニューの「設定」→「拡張編集の設定」を選択すると、「タイムライン」を表示できます。タイムライン上のそれぞれのオブジェクトをダブルクリックすると、オブジェクト固有の「設定ダイアログ」が開けます。
動画サイズの設定
動画を拡張編集にドラッグ&ドロップすると次の「新規プロジェクトの作成」ダイアログが表示されるので画像サイズ項目に動画サイズを設定します。
再生ボタンの表示
編集した動画を再生するには、「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」で「再生ウインドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」をチェックし、再起動します。次のように再生ボタンと再生位置がウインドウの下に付与され、再生ボタンを押すことにより、動画が再生されます。
再生ボタンの表示とは関係ないのですが、「編集ファイルが閉じられるときに確認ダイアログを表示する」もチェックします。保存されないで作業が終了するのを防止するためにです。また、「関連ウインドウ同士を移動時にスナップする」にチェックしてメイン画面につなげます。
動画ファイル内の音声の削除
動画ファイル内の音声を削除したい場合、拡張編集画面に表示されている「音声ファイル[標準再生]」を選択しDELETEキーを押します。
出力の範囲指定
次のように設定されていると、最初から最終フレームまで出力されます。最終フレームは、タイムライン上で「右クリック」→「範囲設定」から、「現在位置を最終フレーム」もしくは「最後のオブジェクト位置を最終フレーム」を選択すると変更出来ます。
「選択範囲」はメインウィンドウにて選択範囲始まりボタンと選択範囲終わりボタンで選択するか、「SHIFT」キーを押しながら時間軸の目盛部分をドラッグする事で選択出来ます。このように「選択範囲」を指定している場合は、「最終フレーム」の位置に関係なく、「選択範囲」部分が動画として出力されます。次のように青棒で表示された範囲のみ、ファイルに出力されます。