サインスマート1.8″ TFT カラー LCDをArduino Uno R3で表示させました。サンプルソースのコンパイルとマイコンボードの書き込みは、Arduino IDE 1.6.12を使用しました。ArduinoのコードはAdafruitをベースにしたコードを使用しました。
参考にさせてもらったサイトは、「Arduino 1.8″ Color Display」です。
サインスマート 1.8″ TFT カラー LCDとArduino Uno R3の結線
サインスマート 1.8″ TFT カラー LCDはebayで購入しました。
仕様は次の通りです。
- 1.8インチ、128×160解像度、SPI 接続対応
- IC はST7735R、18-bit色のディスプレイが可能です
- SDカードソケットも一個追加したので、画像保存などは楽です
- Arduino/UNO/MEGA/Raspberry Pi 対応
- サイズ: 5.00 x 3.4cm
Arduino Uno R3とはSPIインタフェースを使って次のように接続します(High Speed として接続)。
LCD用Arduinoライブラリのインストール
サインスマート1.8″ TFT カラー LCDをArduino Uno R3で動作させるプログラムは、上記サイトのサンプルプログラム(Adafruitをベースにしたもの。現在のAdafruitのGitHubのサンプルは問題があるようなので)を使用します。
adafruit_gfxとadafruit_st3775をダウンロードします。
次のようにして、「ライブラリインクルード」からダウンロードしたzipファイル「Adafruit GFX」「Adafruit ST3775」を選択して、Arduino IDEにインストールします。
インストール成功すると、先ほどのメニュー表示の中に、「Adafruit GFX」と「Adafruit ST3775」がライブラリとして追加されます。
LCD用Arduinoスケッチの作成
ライブラリのインストール時にスケッチも同時にインストールされています。次のようにArduino IDEの「スケッチの例」から「graphicstest_highspeed」を開きます。
「graphicstest_highspeed」のソースコードのビンアサインの#define定義のみ次のように変更します。
// For the breakout, you can use any (2 or) 3 pins #define sclk 13 #define mosi 11 #define cs 10 #define dc 9 #define rst 8 // you can also connect this to the Arduino reset
LCD用Arduinoスケッチのコンパイル書き込み、実行
「マイコンボードに書き込む」ボタンを押して、サンプルスケッチのコンパイル書き込みを実行すると、サインスマート1.8″ TFT カラー LCDに次の示す文字と図形が表示されます。