Raspberry PiでApache2のWebサーバを構築します。
Apache2のインストール
- Apache2をインストールします。
- 確認します。
- PHP7をインストールします。
- 確認します。
- PHPを動作させます。
- chromiumブラウザを日本語版に変更します。
- Apache2のデフォルトページを表示させます。
$ sudo apt install apache2
$ apache2 -v
$ sudo apt install php php-dev php-fpm php-gd
$ php -v
sudo apt install apache2 libapache2-mod-php7.3
$sudo apt install chromium-browser-l10n -y
http://localhost/
Apache2の設定
- Apache2のドキュメントルートをホームディレクトリ「pi」配下の次のディレクトリに変更します。
- 権限設定を行います。ファイル「/etc/apache2/apache2.conf」を次のように変更します。
- 公開設定を行います。ファイル「/etc/apache2/sites-available/000-default.conf」を次のように変更します。
- Apacheの実行ユーザを変更します。ファイル「/etc/apache2/envvars」を次のように変更します。
/home/pi/www
・・・ DocumentRoot /home/pi/www
・・・ <Directory /home/pi/www/> Options Indexes FollowSymLinks AllowOverride None Require all granted </Directory>
・・・ export APACHE_RUN_USER=pi export APACHE_RUN_GROUP=pi
実行ユーザを変更しないと、エラー「Permission denied」が発生します。以降ホームディレクトリ配下のホルダーはブラウザよりアクセス可能となります。
PHPでWeb関連のエラー確認には次のコードを使用します。
・・・ mkdir( $folder_name); $error = error_get_last(); echo $error['message'];
chromiumブラウザによる動作確認
次のテストページにより動作を確認します。
index.html
<!DOCTYPE html> <html> <meta charset="utf-8"> </head> <body> Hello トモソフト! </body> </html>
chromiumブラウザからURL「http://localhost/」を入力します。