デジカメと三脚を使って俯瞰画像を作成し、Fusion360を使って、立方体に画像を張り付けて3Dモデルを作りました。作成したM5Stack Core 2の3Dモデルを次に示します。

M5Stack Core 2の俯瞰画像の作成

デジカメと三脚を使ってM5Stack Core 2の俯瞰画像を作成します。まず、次のように三脚に取り付けている雲台を下に向けて取り付け直します。

次のようなM5Stack Core 2の俯瞰画像を作成しました。

 

 



 



折角なのでMicro:Bitも撮りました。

 



Fusion360を使って立方体に画像の貼り付け

作成したM5Stack Core 2の俯瞰画像をFusion360で作成した立方体に貼り付けます。作成した3Dモデルを次に示します。

  • M5Stack Core 2寸法: 54 x 54 x 16 mm

1.立方体の作成

Fusion360の「作成」タブから、「立方体」を選択します。

立方体を配置する平面を選択します。

長さ、幅、高さを入力します。

2.形状の角に丸み(フィレット)の作成

Fusion360の「修正」タブ-から「フィレット」を選択します。

フィレットをエッジを選択されると[フィレット]ダイアログボックスが表示されます。作成するフィレットの半径「5mm」を入力すると、入力した半径で丸められたエッジのプレビューが表示されます。

3.画像の貼り付け

上面と下面はデカール、側面はキャンパスを使って画像を張り付けます。

Fusion360の「挿入」タブから「デカール」を選択し、画像選択ダイアログから「マイコンピュータから挿入…」をクリックして、張り付ける画像を選択ます。

上面を選択し、上面をクリックすると次のように表示されます。

画像サイズの調整は、次の図の赤枠で囲んだ部分をドラッグして移動します。真ん中のコーナーは等比で拡大/縮小します。矢印は画像が移動します。

同様にFusion360の「挿入」タブから「キャンパス」を選択し、側面に測面の画像を張り付けます。なお、編集画面の「z角度」により回転させ、「垂直方向に反転」等で画像の上下左右の向きを調整します。「不透明度」は「100」にします。

4.直方体を平面を使って分割

Fusion360の「作成」タブから「スケッチ作成」を選択します。

右面を選択して、平面を選択して、「作成」→「線分」を選択して、分割する部分に線を描きます。

「スケッチを終了」ボタンをクリックし、Fusion360の「修正」タブから「ボディを分割」を選択します。

分割するボディに直方体、分割ツールに作成した線分をそれぞれ選択して「ok」ボタンを押します。

5.直方体に色付け

M5Stack Core 2の角の部分を色付けします。

ペイントを使ってM5Stack Core 2の色コードを取得します。M5Stack Core 2の側面の画像を読み込み、スポイドツールで色をコードを調べます。

色付けしたい部分を右クリックして、表示されたプルダウンメニューから「外観」を選択します。

ライブラリから「ポリイミド」(材質は好きなように)を選択して「このデザイン内」にドラック&ドロップし、これをダブルクリックして、取得したカラーコードを設定。設定した「ポリイミド」を色付けしたい面にドラック&ドロップします。

Fusion 360で作成したM5Stack Core 2の3Dモデルを、FBXファイル形式でエクスポートしましたが、張り付けた画像はエクスポートできていませんでした。