クリッピングを行いコントラストと明るさの調整による画像編集」に引き続き、Photoshop/Illustrator使って、Raspberry Pi Pico画像を編集します。編集後の画像サイズは1150X200pxとします。

光彩を表現する集中線の作成

Illustratorで光彩を表現する集中線を作成します。

  1. Illustratorで新規ファイルを作成し、次のような水色のグラディッションを持つ「300X300px」の円を作成します。
  2. アピアランスのウインドウ下の「fx」(新規効果を追加)クリックし「パスの変形」>「ラフ」を選択します。
  3. 次のラフ画面が表示されるので、サイズ「72」、詳細「86」、ギザギザをチェックします。
  4. 次の画像が表示されます。
  5. クリッピングパスを用いて作成した画像を切り抜きます。画像の上にレイヤーを作成して長方形を作成し、「オブジェクト」を選択して「クリッピングマスク」>「作成」をクリックします。
  6. 次のような光彩を表現する集中線が作成できました。

素材をジオメトリに配置

クリッピングを行いコントラストと明るさの調整による画像編集」で作成した素材をジオメトリに配置します。

  1. 「1150X200pxの」新規ファイルを作成し、作成した素材を「結合部分でコピー」でコピーし、新規ファイルにペーストします。
  2. メニュー「編集」から「変形」>「水平方向に反転」あるいは「垂直方向に反転」を選択して、作成した素材をジオメトリに配置します。

作成した素材を次に示します。

光り輝くイメージの演出

  1. メニュー「イメージ」から「色調補正」>「カラーバランス」を選択します。
  2. 表示されたカラーバランス画面から、「諧調のバランス」の「シャドウ」を選択し、ブルーの方向に移動し、画像のシャドウの部分をブルーにします。「諧調のバランス」の「ハイライト」を選択し、シアンの方向に移動し、画像のハイライトの部分をシアンにします。
  3. 次のように青味のかかった画像になりました。
  4. 作成したレイヤーを複製し、メニュー「フィルタ」から「ぼかし」>「ぼかし(ガウス)」を選択します。
  5. 次のようにぼかし(ガウス)画面で半径「2.0」を設定します。
  6. 描画モードを「スクリーン」にします。スクリーンは、色が重なるにつれて明るくなる描画モードです。
  7. 次のように光り輝くような効果が演出されます。
  8. 先にIllustratorで作成した集中線をコピーし、Photoshopのファイル上でペーストすると、次のペースト画面が表示され、「ピクセル」を選択します
  9. ドラッグして作成した集中線を移動し、配置を決めます。
  10. 再度、メニュー「フィルタ」から「ぼかし」>「ぼかし(ガウス)」を選択し、ぼかし(ガウス)画面で半径「2.0」を設定します。
  11. 描画モードを「覆い焼き(リニア)」にして仕上げます。次のように覆い焼き(リニア)は、色相はそのままで、重ねた色が明るく、コントラストが高くなります。