Premiere Elements 11により動画編集を行い、次に示すYouTubeワイドスクリーンHDの動画を作成します。

Premiere Elements 11の画面表示を次に示します。

基本的な編集

1.動画のトリミング

配置したクリップの端にマウスカーソルを置くと左の画像のようにカーソルの形が変わります。この状態でドラッグをすればクリップをトリミングします。

2.動画の分割

分割させたい位置、タイムライン上部のメモリ辺りを左クリックすると、赤い縦線が移動します。次に分割したい動画ファイルをクリックして、表示された『ハサミ』マークを左クリックします。

3.動画のオーディオのみの無効にする方法

タイムラインに配置したクリップを右クリックし、表示されたメニューの一覧から「オーディオとビデオのリンク解除」 をクリックします。

オーディオクリップを右クリックし、表示されたメニューの一覧から「有効」 にチェックが入っているので、クリックしてチェックを外します。

ピクチャ・イン・ピクチャの作成

タイムライン上部のメモリ辺りを左クリックすると、赤い縦線が移動します。次に分割したい動画ファイルをクリックして、上部に表示された画像をクリックすると、次のように白い枠が表示されます。

白い枠のハンドル部分(◯または■のポイント)をドラッグして好みのサイズに調整します。背面に動画が配置されていれば表示されます。

サウンドトラックの挿入

音楽ファイル(MP3)をサウンドトラックにドラッグ&ドロップします。ドラッグ&ドロップした音楽ファイルを右クリックして「フェード」を選択すると、音楽のフェードイン・フェードアウトが設定できます。次のように黄色の線で示されます。

タイトルとテキストの挿入

タイトルとテキストの挿入を行います。タイトルは、作成したテキストは動画の最初もしくは最後にドラック&ドロップします。テロップとして使用するテキストは、タイムライン上部の赤い縦線の位置に挿入されます。

テキストは、次のようにテキストメニューから「初期設定のテキスト」を選択します。

タイムライン上にタイトルが表示され、右側の「調整」ボタンをクリックし、表示したいテキスト「山下公園に行きました」を入力します。テキストタブのモードの「選択ツール」を選択すると入力したテキストが移動できます。

タイトルとしてアニメーションを設定したい場合は、アニメーションタブを使用します。次に示す終了のタイトルはロゴを「行ごとにスピンイン」に設定しました。

トランジションの挿入

下側にある「トランジション」ボタンをクリックし、タイムライン上の動画と動画の間に「カーテン」をドラック&ドロップします。

次のダイアログが表示されるので、「クリップ間」を選択すると、指定された動画と動画の間に「カーテン」が埋め込まれます。

フェードイン・フェードアウトの設定

サウンドトラックと同様に、動画ファイルを右クリックして「フェード」を選択すると、動画のフェードイン・フェードアウトが設定できます。次のように黄色の線で示されます。

書き出し

編集した動画は、YouTubeワイドスクリーンHDの1280x720Pxで30フレームレートの動画として書き出します。

右上の「書き出し・配信」ボタンをクリックして次の画面を表示します。

「詳細設定」ボタンをクリックして、「基本ビデオ設定」の「フレームレート」を「30」に変更します。

【参考】ほかのワイドスクリーンHDの1280x720Pxの書き出し