QuickLogic FeatherからのセンサーデータをSensiML Data Capture Labを使ってデータキャプチャします。
Data Capture Labは、「SensiML Downloads」からダウンロードし、Windows10が動作するパソコンにData Capture Labをインストールします。詳細については「Data Capture Lab」を参照して下さい。
- Data Capture Labを起動します。次の画面がパソコン上に表示されます。バージョンは「2020.10.3.0」を使用しました。
- 左側のメニューに表示されている「New project」ボタンをクリックし、表示されたダイアログでプロジェクト名「myproject」を設定すると次の画面が表示されます。
- 中央上の「Switch Modes」をクリックするとダイアログが表示されるので、「Capture 」をクリックすると、次のキャプチャ画面が表示されます。
Sensor Configurationの設定
- 右側上の「Sensor Configuration」画面の「+」ボタンを押すと次の画面が表示されます。
- ドロップダウンメニューから「QuickFeather Simple Stream」を選択して、表示された画面でサンプルレート等を次のように設定します。
- 設定後、「Sensor1」として登録します。
- 「FindDevices」ボタンを押して、表示されたダイアログからQuickfeather development kitのcomポート「COM6」を次のように選択し、「Connect」ボタンをクリックします。Quickfeather development kitと接続が開始され完了すると「Connected」が表示されます。
- 「Sensor Configuration」画面には次のように表示されます。
Capture Propertiesの設定
- 「ADD Labels」ボタンをクリックして「Project Properties」画面を表示し、「Segment Labels」を選択して、次のように「Stationary」「Horizontal」「 Vertical」を登録します。
- 「ADD Metadata」ボタンをクリックして「Project Properties」画面を表示し、「Segment Labels」を選択して「class」を登録し、次のようにMetadata valuesに「Train 」「Test」を登録します。なお「Metadata Type」は「Dropdown」とします。
- 「Project Properties」画面には次のように表示されます。
Quickfeather development kitからのセンサーデータキャプチャ
COMポートにより接続が完了すると、Quickfeather development kitから次のようにセンサーデータが入力されます。
左下の「Begin Recording」ボタンを押すとキャプチャが開始し、「Stop Recording and Save」ボタンを押すとキャプチャが終了します。
Capture Propertiesの「Label」のドロップダウンでラベルを選択していないと、「Begin Recording」ボタンは有効になりません。またこのラベル名がファイル名の一部となります。保存されるファイル名はCSV形式となります。
左上の「Project Explorer」ボタンをクリックすると保存されたキャプチャデータが次のように表示されます。
Quickfeather development kitのaccelerometerのキャプチャ動画を次に示します。6秒後にaccelerometerを平行移動させ、15秒後にaccelerometerを上下に移動させています。x・y・z方向の波形の変化が確認できます。