UnityでStandard AssetのAeroplane User Control 4Axisを使用してStealth Bomberを飛ばします。「unity5でAndroidのセンサーを用いたゲーム作成」で「Asset Store 」から取得したaircraft「 Stealth Bomber」とskybox「sky5X」を使用します。

動作環境

  • Windows 10 Pro
  • Unity 2018.4.10f1

aircraft「 Stealth Bomber」とskybox「sky5X」のImportと展開

プロジェクトを作成し、以前「unity5でAndroidのセンサーを用いたゲーム作成」で取得したaircraft「 Stealth Bomber」とskybox「sky5X」を,AssetsメニューからExportし、次のように「Import Package」を選択してImportします。

ProjectのAssetsからStealthのPrefabsに設定されている次のアイコンをScene画面にドラッグします。Scene画面にStealthが表示されます。このままだと大きすぎるので、Inspectorビューの「Transform」のScaleのx、y、z値を「0.5」にし、戦闘機の飛行させると落ちるので、「Rigidbody」のUse Gravityのチェックをはずします。

ProjectのAssetsからsky5Xのskyboxesに設定されている次のアイコンをSceneビューにドラッグします。Scene画面に空が表示されます。

Standard AssetのダウンロードとImport

windowメニューから「Asset Store」を選択し、表示されたAsset Storeの検索に「Standard Asset」を設定してダウンロードとImportします。

Standard Assetの検索

戦闘機の動きの追加

戦闘機の飛行させるために、「Standard Asset」の「Aeroplane User Control 4Axis」を使用します。Hierarchyビューに表示されている「Stealth Bomber」をクリックし、Inspectorビューの「Add Component」をクリックし,次のように「user」で検索して表示されたプルダウンメニューで「Aeroplane User Control 4Axis」を選択すると、必要なコンポーネント(rigidbodyやaeroplane controller)も含めて追加されます。

コライダーの設定

同程度のサイズのコライダーを設定します。コライダーはHierarchyビューに表示されている「Stealth Bomber」をクリックし、Componentメニューで「Physics」「MeshCollider」を選択し、次のようにInspectorビューのMeshColliderのConvexをチェックします。Stealth Bomberにグリーンラインが表示されます。

MeshColliderの設定

戦闘機の背後からのカメラの追跡

戦闘機の背後からカメラが自動的に追跡するように次の手順で設定します。

  1. Hierarchyビューに表示されている「Main Camera」を「Stealth Bomber」の子オブジェクトにするために、「Main Camera」を選択して「Stealth Bomber」にドラッグ&ドロップします。
  2. Hierarchyビューに表示されている「Main Camera」をクリックし、InspectorビューのMain Cameraのチェックを外します。
  3. Projectビューの検索欄に「MultipurposeCameraRig」を入力して検索すると「「MultipurposeCameraRig」」が表示されるので、Hierarchyビューに「MultipurposeCameraRig」にドラッグします。
  4. Inspectorビューの「MultipurposeCameraRig」のTargetに、HierarchyビューのStealth Bomberをドラッグ&ドロップします。

パソコンへのゲーム出力

作成したゲームをパソコン上で動作するように、FileメニューでBuild Settingsを選択し、表示されたダイアログで次のように設定して、Buildボタンを押します。

パソコンでのゲームの実行

パソコン上でゲームを実行するには、ビルド時に生成された実行バイナリ(.exe)をダブルクリックします。表示されたダイアログで画面サイズを設定して「Play!」ボタンを押します。

↑キーにより加速すると、次のように作成したゲームが実行されます。

動画の画面キャプチャは、windows10の録画機能を使用しました。「Windows」 +「G」キーを押すと「録画を開始」ボタンが表示されるので、押すと録画が開始されます。作成したmp4ファイルは、「ビデオ>キャプチャ」に保存されます。

使用できる飛行操作を次に示します。

戦闘機の飛行操作
操作 飛行
マウスを上に 機首を上に向ける
マウスを下に 機首を下に向ける
マウスを左に 左に旋回
マウスを右に 右に旋回
↑キー 加速
↓キー 減速
←キー 右に方向転換
→キー 左に方向転換